生活習慣病予防健診のすすめ


健康診断の必要性

健康診断を受けていますか?大きな会社のサラリーマンなら当たり前のように受けています。カツカツな状態の会社では後回しになりがちです。

忙しい会社だからこそ健康診断は重要です。身体が唯一無二の資本ですから。ここでは生活習慣病予防健診を紹介します。

生活習慣病予防健診

(1)がん検査

死亡原因の約3割が「がん」です。胃がんと大腸がんで年間約10万人の人が亡くなっています。

協会けんぽの生活習慣病予防健診にはがん検査(大腸・胃)も含まれます。労働安全衛生法上の定期健診(肺がん検診含む)の項目もすべて含まれています。

女性は「乳がん検診」「子宮がん検診」も追加可能です。別途費用はかかります(費用補助あり)。

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(2)心疾患(心臓)検査

がんに次いで死亡率の高い病気は「心疾患」です。働き盛りを襲う突然死の半数以上が心臓トラブルによるものです。急性の心筋梗塞などです。

心臓の機能や心疾患の有無を調べるのが心電図検査です。こちらも生活習慣病予防健診に含まれています。

他の健康保険の生活習慣予防健診も似たようなものだと思います。上記のがん(大腸・胃)検査や心疾患(心臓)検査は必ず含まれているでしょう。

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(3)健診費用

生活習慣病予防健診は健診費用の約6~7割を協会が補助してくれます。1万8千円相当の検査が7千円程度で受けられます。

通常の定期健診の8千円程度よりも安くなります。ライトな「人間ドッグ」がお値打ち価格で年1回受けられます。受診対象年齢は35~74歳です。

協会けんぽと契約している全国の健診機関で受診できます⇒協会けんぽ「健診実施機関等一覧」

他の健康保険の場合は実施機関等を確認してみて下さい。

(4)受診までの流れ

受診までの流れは下記の通りとなります:
  1. 健診機関に予約:ネットや電話で個別に申し込み
  2. 健診当日:保険証*と現金等を持参(カード支払いの可否は事前確認要)
*マイナンバーカード不可の健診機関がまだ多いです

協会けんぽへの「検診申込書」の郵送は令和2年4月から不要になりました。

検査当日は混み具合にもよりますが1時間程度です。午前9時から受ければそんなに仕事の負担にならないでしょう。

通うのに便利な健診機関がおすすめです。異常があった場合は再検査(外来)が必要になります。


まとめ:身体あっての人生

生活習慣病予防健診は年1回の1時間程度の検査です。投資する価値はあります。

人生をせっかく頑張ってきたのに余命あと数か月では悲惨過ぎます。これまで苦労をかけてきた家族にも申し訳ないです。

身体管理はビジネスと同様にプロフェッショナルに管理すべきです。人生計画にも大きく影響してきます。

被扶養者(家族)を対象に「特定健康診査」もあります。受診対象年齢は40~74歳です。

家族も財産ですので健康管理に気をつけましょう⇒協会けんぽ「どんな健診があるの?」

現役を引退した人も自治体の健診や気になる部位について病院等で検査を受けましょう。自治体の健診は非常に安価ですのでおすすめです。

人間ドックは高額ですので毎年はちょっときついです。中年以降は誰しも何らかの方法で年1回の健診をおすすめします。

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