緑のカーテン:トマトを種から育てる
緑のカーテン(SDGs)
年々西日がきつくなり緑のカーテン(SDGs)に興味を持ちました。夏に向けてゴーヤで緑のカーテンを作る計画にしました。江東区の「みどりカーテン作り講習会」に申し込みましたが何と落選。ゴーヤ苗ももらえるので楽しみにしてましたが計画が頓挫。
計画をトマトで緑のカーテンを作ることに変更しました。トマトは夏の野菜不足対策にもなります。
以前自己流でプランターにトマトの種をまいてみましたが実をつけませんでした。ベランダが西日で環境が悪いからでしょうか。
今回は緑のカーテン(SDGs)もあり少し本気で取り組みました。
尚、水やりはシャワーのお湯待ちの水を取っておいて利用するとSDGs的です。
トマトの栽培環境はベランダ菜園や畑など各人さまざまです。緑のカーテンが目的の人もいれば実や栽培自体が楽しみの人もいます。
数百円の投資で失敗を恐れずやってみることをおすすめします。失敗しても会社のように叱られることはありません。
トマトを種から育てる
(1)種を購入
種から育てるのが好きなのでダイソー(100均)で種と肥料を買ってきました。ちょっとしたこだわりです。トマトは苗を買った方が断然成功します。ホームセンターで丈夫そうな苗(つぼみがある)の購入がおすすめです。
プランターなのでミニトマト*を選択:
- 鈴なりミニトマト:緑のカーテン用
- 手間いらずミニトマト:支柱がいらないので便利
(2)肥料を購入
トマトの実がならないのは肥料不足が原因のようです。ダイソーで「花と野菜の肥料(鶏ふんペレット)」も購入しました。鶏ふんペレットはベランダでは臭うとのネット評判でした。他の臭わないタイプの肥料を購入予定でしたがダイソーで品切れでした。
ただ実際使ってみるとあまり臭くはありませんでした。環境にもやさしそうで良かったです(SDGs)。
栽培開始
(1)元肥と追肥
種をまく前に一握りほど肥料を混ぜました。追肥は無くなり次第また一握りすると記載がありました。(2)種まき
種は少し遅いゴールデンウイーク明けにまきました。人気のようでダイソーでトマトの種が売り切れだったからです。入荷をしばらく待ちましたが季節外れなのか再入荷されませんでした。運よく他店舗のダイソーで見つけて購入できました。
(3)種まきから10日:芽が出る
1週間ほどで芽が出始めます。トマトの種はとても小さいので芽が密接や偏ってしまいました。ポットから移し替えるのは均等に植える知恵でしょう。直植えなので今後間引きして整えることになります。
(4)種まきから3週間:苗セレクション
大きめの苗をセレクションしました。鈴なりミニトマトは順調に成長しています。手間いらずミニトマトはあまり成長していません。大きくならない種だからでしょうか。
(5)種まきから50日:花が咲く
種まきから50日程度で花が咲きました。鈴なりミニトマトは予想以上に大きくなりました。苗が大きくなったので水やりはしっかりやらないと葉が萎れてしまいます。
大きくなりましたが緑のカーテンには程遠いです。6月末すでに30℃以上の真夏日ですが...
手間いらずミニトマトも無事成長してきました(真ん中)。鈴なりミニトマトに挟まれて少し陰になってしまっていますが。
ベランダ菜園なので少し窮屈な感じになってきました。
栽培観察日記:顛末(7月10日猛暑日)
東京は7月10日頃から猛暑日になりました。ミニトマトの顛末は緑のカーテンにはなりませんでした。鉢が小さいからか腰の高さくらいまでにしか成長しませんでした。
さらに悪いことに花は咲くが実がならない状況です。やはりベランダ(西側)の日光不足が原因でしょうか。
夏はこれからですがトマトも緑のカーテンもちょっと期待できません。
夏が過ぎたら早々に大きくなった役立たず苗を抜き取る予定です。苗をばらして土に戻すのが最期の奉公です。
付記:連作問題
トマトは連作(2年連続で栽培)が不向きと聞きます。違う野菜(ナス科の野菜以外)を育てる必要があると。プランター栽培の場合は土を天日干しすると連作障害を防げるとも聞きます。日光で原因の病原菌を死滅させます。
気が早いですがちょっと悩ましい問題です。
トマトが早く終われば人参の夏まき(~8月末)が可能です。100均でまた種を購入してトライしてみたいです。
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