冷蔵庫なしの生活:エコと実益


きっかけは冷蔵庫の故障

冷蔵庫なしの生活のきっかけは帰省後に冷凍庫が壊れていたことに始まります。もともと環境問題には意識していて省エネやごみ削減には興味がありました。さすがに冷蔵庫なしの生活は考えていませんでした。

事実上冷蔵庫が機能しなくなったのは幸いなことに1月初旬の寒い時期でした。暖房を使用しなければ室温は10度未満です。徐々に冷蔵庫の中が問題なくなくなりました。特に不便もなかったので冷蔵庫が冷暗所の食品置き場(電源オフ)になりました。

不安ながら1月初旬から3月初旬まで冷蔵庫なしの生活が経過しました、経験値も増えました。買いだめして冷蔵庫で冷やしている生活が一変しました。

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常温保存可能な食品

(1)朝食

パン食の人が多いでしょう。パンとコーヒーは常温保存が可能です。マーガリン類は要冷蔵のものが多いです。代替できるのがマヨネーズやケチャップです。チーズも冬場なら涼しい場所に保存すれば大丈夫です。

コーヒーに入れる牛乳等の乳製品は不可です。豆乳は使い切りのみ可です。代替はパウダーかブラックコーヒーにシフトです。砂糖はもちろん大丈夫です。黒糖にすると栄養豊富で健康に良くコーヒーがマイルドになります。

夏場の冷蔵庫のアイスコーヒーや氷入りはあきらめましょう。胃腸に負担の冷たい飲み物を止めるか都度買い物になります。

卵やハム類は要冷蔵です。代替は常温保存できる魚肉ソーセージです。安価でヘルシー、特にカルシウムが豊富でメタボや高齢者の方におすすめです。
魚肉ソーセージ
魚肉ソーセージ

(2)昼食

パスタやうどんなど乾麺は常温保存できます。醤油など調味料も問題ありません。海藻類も保存ができる強い味方です。

レトルト食品やカップラーメン類は言うまでもないでしょう。最近では健康に良い美味しいインスタント食品が増えました。

(3)夕食

お米や味噌も常温保存できます。主食は食べきりスタイルになります。

野菜類はじゃがいもやニンジン・玉ねぎなどの根菜類は日持ちします。じゃがいもは1か月ほどもつのでふるさと納税の箱注文でも問題ありません。葉物野菜はあまり日持ちがしません。小まめにスーパーで買い物しましょう。

乾燥野菜を上手に使うと便利です。切干大根や干し椎茸・きくらげ等を常備すると野菜不足になりません。

お米は玄米にすると栄養バランスや食物繊維の不足も解消されます。

(4)お茶類

冬場はお茶を都度急須で入れるので問題ないでしょう。夏場は冷蔵庫の「麦茶」作り置きができなくなります。特にでんぷん質を含む麦茶は傷みやすいです。常温で作り置きをする場合は抗菌作用のカテキンを含む「緑茶」や「ウーロン茶」がベターです。


水を飲むとおなかが痛くなる人もいます。体を冷やさないように温かいお茶を飲むのは良い習慣です。

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まとめ:決戦は夏場

探せば常温保存できる食べ物はたくさんあります。環境意識の高い生活をしている人なら慣れればさほど苦にはならないでしょう。かえって環境フレンドリーな生活に満足するでしょう。電気使用量(電気代)も格段と減らせます(エコと実益)。

ひとり暮らしの人は外食とコンビニ中心なら特に問題ないでしょう。ビールなど冷たい飲み物を都度買う手間だけです。ワンルームの人は冷蔵庫の「騒音」がなくなり安眠できるようになります。電気代の節約と共に隠れたメリットです。

冷蔵庫なしの生活は宝探しのように楽しいです。昔ながらの生活ができます。真夏が正念場です。

尚、家電製品とおさらばしサステナブルな生活を突き詰めたい人はアフロ・稲垣えみ子さんの「寂しい生活」が参考になるかもしれません。
魚肉ソーセージ
魚肉ソーセージ
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