LINE PayとPayPay


PayPayのすすめ(LINE Payは役割終了?)

LINEとヤフーは統合、LINE PayはPayPayに収斂。LINEポイントはPayPayに25ポイントから交換可能。

※PayPayポイント払いはPayPay残高に合算されない(ポイント対象外)

[例]100均2品216円を下記の内訳で支払い:
-PayPayポイント36円→対象外
-PayPay残高180円→0.5%対象

合計216円支払いでもポイントはつかない(全額ポイント残高支払いなら1ポイント/0.5%)

(1)PayPayの一人勝ち

PayPayのメリットは普及率の高さです:
PayPayは他のペイより使える場所が多いのが特徴です。圧倒的なシェアが利便性を物語っています(楽天ペイが猛追)。

税金支払いはLINE Payの独壇場でしたがPayPayも利用できるようになりました。LINE Payの大きなメリットがなくなり役割を終えた感があります。

スマホ決済を始める人はPayPayがおすすめです。

PayPay同士の送金も手数料無料で可能です(1~10万円/1回):
  • ランチ代の割り勘
  • 生活費の精算
  • こどもの仕送り
口座番号不要で電話番号だけで送金できるのでとても手軽です。多くの人がアカウントを持っているので少額送金に便利です。

端数(100円以上の1円単位)で銀行口座からチャージできますのでロスもないです。



関連記事:
「楽天ペイの注意点」
「メルカリやPAYPAYフリマ・ラクマのすすめ」

(2)最近の改悪①(請求書払いはポイント付与ゼロに)

電気やガスなど公共料金支払いのポイント還元(基本0.5%)はなくなりました。国税や県税・市税の請求書払いにもポイントが付きません。

公共料金や税金支払いは金額が大きいので残念です。

(3)最近の改悪②(あと払い→カード発行必須)

PayPayあと払いは非常にわかりにくいです。

一括払い・口座引落としの場合もPayPayカード(バーチャル)が発行されます。もしくは普通のカード発行が必要です。

カード発行が気にならない場合やPayPayカードをすでに持っている人は一括払いは手数料無料で便利です。

尚、口座振替はPayPayマネーの残高不足の時に実行されます。引き落としが100円未満の場合は100円チャージされます。

(4)LINE Payと統合?

  1. ヤフーやLINEを傘下に持つZホールディングス(ZHD)は2023年度中にZHDとヤフー・LINEの3社が合併する方針を発表
  2. LINE PayはPayPayに統合?
  3. ペイペイは決済総額で国内最大級、統合されれば国内で最大手となる見通し
ソフトバンクグループはPayPayを中心にフィンテックを推進しています。次々と画期的なサービスを提供し日本のフィンテックを牽引しています:
  • ソフトバンク(SBKK)の金融ブランドはPayPayに統一?
  • スマホは現在3ブランド(ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO)
  • LINE Financialとみずほ銀行による LINE Bank設立、最終的にPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)に吸収されるか

LINE Payのメリット(PayPayが代替)

(1)簡単・便利・親しみやすさ

LINE Payのメリットは「簡単・便利・親しみやすさ」にあります。LINEは多くの人が利用しているのでアプリ導入に違和感はないでしょう。もちろん年会費は無料です。



関連記事:
「LINEギフトは大変便利」
「LINEMO設定の注意点(MNP)」

(2)友人間で送金可能

LINE Payは相互に加入していればに友人間の送金ができます。割り勘の支払いなどで利用できます。

他のPayにはない利用率の高いLINEならではの長所でしょう。LINE Pay間では振込手数料などはかかりません。

銀行口座にも振込ができますがこちらは手数料176円がかかります。


(3)税金など支払い可能

LINE Payは役所の税金や国民保険料の支払い(30万円以下)にも利用できます。コンビニや役所の窓口に行かなくても24時間いつでも支払えます。

スマホで自動車税など税金支払いが完結するのですごく便利です。手数料なども通常かかりません。

電気やガスなど公共料金の支払いにも利用できます。公的支払いで利用拡大の流れは急速に拡大しています。

国税や県税・市税も支払い可能です。

尚、公共料金や税金支払いのポイント還元(基本0.5%)はなくなりました。税金は金額が大きいので残念です。カードチャージの0.5%はまだ付与されます。



関連記事:
「キャッシュレス納付の注意点(ペイやカード)」

(4)ほとんどのスマホで利用可能

LINE Payではおサイフケータイ搭載のスマホは必要ありません。格安SIMの海外スマホを含めほとんどのスマホで利用可能です。誰でもすぐに始められるPayと言えるでしょう。

尚、Google Payはおサイフケータイ対応のスマホが必要になります。


LINE Payのデメリット

(1)利用できる店舗が限定的

LINE Payは多くの店舗で利用できます。

実店舗でのLINE Payの支払いはQR決済です。LINE Payはオンラインショッピングでも利用できますが場所は限定的です。

Google PayにLINE Payカードを登録すればQUICPay加盟店で利用可能になります。利用できる店舗が一気に拡大します。

LINE Payカードがない場合は「バーチャルカードを発行」して登録できます(流れ↓):
  1. Google Payをインストール
  2. おサイフケータイをインストール
  3. LINE Payメイン画面:[QUICPay]からバーチャルカードを発行
  4. [Google Payに登録]を選んでLINE Payをメインカードに登録
LINE Payカードは「JCBブランドのプリペイドカード」です(年会費無料)。

尚、Google Pay利用にはおサイフケータイ対応のスマホが必要になります。

(2)プリペイド式

LINE Payの利用には事前にチャージが必要です(プリペイド式)。

主なチャージ方法は下記の通りです:
  • 銀行口座から振替(スマホで手動・オートチャージ設定)
  • セブン銀行ATMで現金入金:ATMのQRコード→LINE Payアプリで読み取る
  • セブン銀行ATMでLINE Payカードからチャージ
  • ローソン:LINE Payカードをレジで現金支払い
  • ファミリーマート:Famiポート→レシート発行→レジで現金支払い
一番便利なのは銀行口座からの振替です。Pay残高が一定金額以下になれば自動で振替するオートチャージもできます。

銀行口座振替の欠点は銀行残高を確認する必要があるということです。カードチャージでは必要のない手間です。

ATMやレジでのチャージは論外です。まったくスマートではありません。


まとめ:PayPayの圧倒的な存在

LINE Payの価値は「簡単・便利・親しみやすさ」にあります。LINE Payにしかないオリジナルシーンで利用できます。

ただ日常シーンではPayPayが圧倒的な存在感です。LINE Payの利用は伸び悩んでいます。

PayPayは他のペイより圧倒的に使える場所が多いです。ほぼ全ての場所でLINE Payの代替が可能です。スマホ決済を始める人はPayPayがおすすめです。

税金支払いはLINE Payの独壇場でしたがPayPayも利用できるようになりました。LINE Payの大きな役割が終えた感じです。



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