povo設定の注意点(MNP)
MNPの注意点
(1)MNP予約番号が即日発行不可(IIJmio)
他社から乗り換え(MNP)の場合は時間的余裕が必要です:- 例えばIIJmioは「MNP予約番号」が即日発行されません、申込日の翌日23時が基本(丸2日必要/最大4日程度)🚩
- povo申込プロセスのeKYC(電子本人認証)は日中行われる(深夜申込は翌朝9時以降に順次認証)
- povoのSIM有効化(回線切替)ができる時間帯は「9:30~20:00」(20時以降は翌日扱い)🚩
(2)手続きに必要なもの
- 本人確認資料:運転免許証やマイナンバーカードなど
- クレジットカード
- 端末(スマホなど):SIMフリーまたはSIMロック解除した端末
- MNP予約番号:有効期限14日以上(発行日の翌日までに申込が必要)🚩
- メールアドレス
(3)povoおともだち紹介プログラム:3GB(30日間)プレゼント
紹介コードを使ってpovoを契約するとデータボーナス3GB(30日間)がもらえます。更に30日以内の初回購入データトッピングにもボーナスがあります。
紹介コード「LDFF7SNF」をご自由にお使い下さい(10人まで)。アプリで申込の「最初の画面」で入力が必要になります。
「次に」でスキップしてしまわないように気をつけて下さい。
(4)SIM開通の手続き
回線切替は旧SIMで通信する必要があります(回線切替→SIM交換)。新回線の開通まで旧SIMを破棄しないように十分注意してください。🚩[SIMカードの場合]
- 郵送でSIMカード受取
- SIMカードの有効化*(回線切替):旧回線の通信で行う[先にやる]🚩
- SIMカードを端末に差し込む(旧SIMを抜く)[後にやる]
- 通信利用設定:ネットにつながっていれば不要→自動設定されない場合はAPNの設定が必要(下記ご参照)
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)に電話(iPadの場合は不要)→開通手続き完了
*SIMカードの有効化:9:30~20:00(20時以降は翌日扱い)
- アプリで「SIMカードを有効化する」をタップ
- 「バーコードをスキャンする」をタップ
- カメラが起動するのでSIMカード台紙のバーコードを読み取る*
その他注意点
(1)APNの設定
通信利用設定が自動でされない場合は「APN設定」が必要です。ネットにつながらない場合です。最近のスマホは自動設定されます。ちょっと古いスマホの場合は下記を参考にして下さい:①契約前の他社APN設定プロファイルを削除すると認識される場合があります:
- [設定]→[一般]→[VPNとデバイス管理](または[プロファイルとデバイス][プロファイル])
- 不要なAPN設定プロファイルを削除
- [設定]→[ネットワークとインターネット]→[モバイルネットワーク]
- [詳細設定]→[アクセスポイント名]→[新しいAPN]または[+]をタップしAPN設定項目を入力*→[保存]
- 「povo2.0」のAPNを選択
- [名前]:povo2.0
- [APN]:povo.jp
- [APNプロトコル]:IPv4/IPv6
※「入力データに誤りまたは不足しています」と表示さた場合:「ユーザーID:user@povo.jp」「パスワード:povo」「認証タイプ:CHAP」を追加入力
※テザリングだけが利用できない場合:「APNタイプ」に「,dun」を追加、他の文字列を消さずに「,dun」を追記
APN設定で問題なのは電話回線は開通してもネット回線がまだ繋がっていないことです。Wi-FiやダブルSIMがない場合はネット検索をして調べることができません。
APN設定コードなどを事前にメモしておくことをおすすめします。最後の手段はコンビニなど無料Wi-FiからAPNコードなどを検索して設定することです。
(2)+メッセージがダウンロードできない問題
+メッセージ(プラスメッセージ)はpovoもau版が利用できます。GooglePlayで下記のメッセージが出てダウンロードできない場合があります。「お使いの携帯通信会社ではこのアイテムはご利用いただけません(赤字)」
GooglePlayストアのすべてのデータを消去するとダウンロードできるようになります。
[手順]
- 設定→アプリ→アプリを管理
- GooglePlayストア→ストレージ→データを消去→すべてのデータを消去*
電話番号を認識しないかもしれませんが+メッセージで受信は可能です。
尚、相性が良くない時にSIMフリースマホの場合は+メッセージのアプリを「アンインストール」できます。
povo2.0:サブ回線に大変便利
(1)使わないときは0円
- 月額基本料0円
- 180日間に有料トッピング購入もしくは通話等で660円超の課金が必要、未達の場合は利用停止/契約解除
- 0GB時は送受信最大128kbpsの超低速、かろうじてネット閲覧ができるレベル(動画は無理)
- MNP転入出:事務手数料0円
対応端末も問題なしです(→対応端末)。eSIMも対応です。トッピングのバリエーションもどんどん増えています。親会社のauはローソンを買収しました、ローソンとのコラボレーションも今後期待できます。
(2)サブ回線利用の注意点
メイン回線が通信障害の場合は超低速128kbpsでトッピング購入できる?近くのフリーWi-Fiに行く必要?(自宅Wi-Fiがない場合)🚩povo2.0の一番のデメリットはデータを使い切ると128kbpsの超低速になる点です。サブ回線として利用する場合は注意が必要です。
メイン回線が通信障害の時に超低速128kbpsでトッピング購入は少々ストレスですが可能です。通信障害は滅多にないことですが。
(3)ミニマム利用のポイント
- 電話回線維持なら半年に1度トッピング購入が必要🚩
- 通信では「データ使い放題(24時間)」330円がミニマム*(月換算コスト55円)(→トッピング一覧)
- 有料電話を月100円超する人はトッピングなしでもOK、180日間で660円超(月換算110円超)の課金が回線維持の条件
povoは楽天モバイル(無料枠)からの移転先として人気が爆発しました。今は落ち着き申込もスムーズです。
関連記事:
「楽天モバイルは大容量でおすすめ」
「UQモバイル:おすすめの格安スマホ?」
まとめ:アプリ申込で簡単
povoはSIMフリースマホにも広く対応していておすすめです。申込もアプリで簡単で対応も迅速です。他社からの乗り換えはMNP予約番号発行に日数がかかる場合があるので注意です。料金を日割りしてくれない携帯会社も多々あります(月越えの場合)。
povo2.0は色々な使い方ができる自由度の高いプランです。格安SIMのように通信の不安定さは皆無です。動画が途切れることもほとんどありません。
ただドコモと比べると若干屋内の電波が弱く感じる場合があります。室内では机にベタ置きは避けスマホ置きの利用がおすすめです。🚩
関連記事:
「LINEMO設定の注意点(MNP)」
付記:
(1)テザリング問題
下記APN設定の変更が格安SIM等から転入する時に必要になるかもしれません:- MVNOの種類:「None」→「SPN」に変更
- →MVNO値:KDDI認識(自動)
- →アクセスポイントから格安SIM消える→回線認識(デザリング開通!)
関連記事:
「テザリング:スマホ経由のインターネット通信」
「おすすめのスマホ大容量プラン」
(2)povoは遅い?スマホのバンド帯が非対応では?
povoで通信速度が遅い場合は地域の問題ではなくスマホ機種の問題かもしれません。SIMフリースマホや他社スマホを利用している場合は可能性が高いです。スマホ機種が対応しているバンド帯(周波数)の問題です。auではバンド帯「11」「18」「26」「42」を通信で使用します。
SIMフリースマホや他社購入スマホではバンド帯「11」「42」に非対応の機種あります。
au→povoで遅くなったり通信切断に悩む人はあまり見かけません(auスマホを利用だからバンド帯問題なし)。
ドコモ・ソフトバンク(MVNO含む)系からpovoに移った人が遅いのではないでしょうか。
[解決策(SIMフリースマホ)]
- スマホ機種を変える
- ahamoかLINEMOに移る(ドコモ・ソフトバンクはバンド帯「11」「26」不使用)
ネット検索でスマホの対応バンド帯は確認できます。同系統(ドコモ/au/SB)の移動なら機種バンド帯の問題は発生しません。
※地方や屋内ではドコモの方がau(povo)より電波が強いのは否めません(経験上)。