コロナ禍:悩みとストレス解消法
コロナ禍のストレス
コロナでストレスが溜っているいる人は多いです。誰もが心がカサカサになっています。解決策はあるのでしょうか?
問題解決の糸口は問題を明確にすることです。人生でも順路は同じです。
手法は問題の明確化と問題の潰しこみに尽きます。問題解決に向けて少しでも上手く行くことをするしかありません。
問題の明確化
コロナでストレスとはよく聞きますがとても曖昧な表現です。コロナで何が問題になりストレスになっているかが重要です:
- コロナの感染不安→感染知識の問題
- コロナで失業不安→生活費の問題
- コロナで孤独→コミュニケーションの問題
コロナ回復の目処はワクチン接種が進んだ7月~8月でしょう。無限に続くわけではないことを知ることも不安解消の助けになります。
(1)コロナの感染不安
コロナの感染不安は正しい知識を身に着けてニュースをあまり見ないことが重要です。NHKの夜7時のニュースのみで情報は十分です。民放テレビは芸能ニュースと同様にセンセーショナルに報道します。不安感が高まっているときはNHKの淡々とした報道の方が適しているでしょう。
健康に留意してストレス耐性を向上させることも重要です。
(2)コロナで金銭不安
コロナで失業は現実の問題です。現実のお金の問題です。まずやることは現実にいくらお金が足りないかを大雑把に把握することです。最低限必要なお金は家賃と食費です。
金欠と言いながら惰性で契約を続けているものはすぐに解約しましょう。あとは支払猶予や公的支援を受けながら失業の人は就職先をさがすだけです。
まだ職がある人はクビにならない努力と念のため転職情報を入手しておけば安心です。どんなときも「座して結果を待つ」のは不安です。
現実に失業してもハローワークなどで失業保険を受けられます。公的支援の知識を事前に得ておくだけでも不安は解消されます。
学生は300~400万円の学生ローンや奨学金が返せない程の大きさに感じます。退学や休学を考える人も多いでしょう。
借金は卒業後働き出せば大丈夫です(自動車ローンと同程度)。車好きのお兄ちゃんが自動車ローンで行き詰まるというニュースは聞かないでしょう。
住宅ローンなら地方で3000万円(都心なら5000万円)以上です。皆さん頑張って返済しています。
共通した唯一のリスクは健康を害して普通に働けなくなることだけです。
関連記事:
「新型コロナ不況:個人の資金繰り対策(派遣切り・失業など)」
「新型コロナ休業支援金:申請の流れ」
「ブラック企業対策:転職のすすめ」
(3)コロナで孤独
コロナで孤独は誰しも感じることです。母親を見ていると女性にとってステイホームは拷問のようです。ストレスがたまるみたいです。
偏見かもしれませんが女性は話すことが男性よりも重要な機能です。コロナ禍の心理的打撃は大きいと思われます。
女性の自殺が増えていることも心配です。非正規雇用の解雇という現実的な打撃も女性の方が受けています。
心理的不安はコロナ禍でも人に会うことです。公園でコーヒーを飲みながらベンチで話すくらいなら大丈夫でしょう。
特に地方の人はコロナの罹患は田舎で芸能人に会うくらい低い確率です。感染地域でも屋外で距離を置いて2人で会うくらいなら大丈夫でしょう。
コロナ禍でみな不安で人恋しいはずです。
まとめ:人間は群れの動物
人間は群れで生活する動物です。コロナは人間の群れを断ち切りました。ストレスがたまるのも当然です。多くの人間集団のコミュニティが崩壊させられました。
人類はコロナとの闘いの緒戦で敗北を喫しました。ときに悲しみを吐き出す場所も必要です。
コロナ禍の「不幸中の幸い」はネット社会になっていたことです。ネットを通じて何とか社会生活をできています。
国内でもワクチン接種はすでに始まっています。年末には不安はおさまっていることでしょう。
関連記事:
「コロナ禍:感染防止と経済の両立」