ブラック企業対策:転職のすすめ


ブラック上司対策

  • ブラック企業対策はブラック上司対策
  • 原因はさまざま
ブラック企業が社会問題になって久しいです。その大半はブラック上司の問題でしょう。

確かに会社からの過度なプレッシャーがブラック上司を生むケースもあります。ブラック上司も被害者と言えるかもしれません。

家族とうまくいっていないことが原因かもしれません。

ただ被害を受ける側からすればどちらでも関係ないことです。ブラック上司経由でブラックな扱いを受けることに変わりはありません。

自分に「非がある」場合もあるでしょう。人間誰しも完璧ではありません。

若気の至りなどもあるでしょう。新卒3年目くらいになると社会人らしくなるものです。

「石の上にも3年」です。

上司と相性が合わないケースもあるでしょう。お互い人間ですからしょうがないことです。

ではどうしたらいいのでしょうか?解決策はあるのでしょうか?

転職が必要な場合

(1)残念な上司

  • 転職は会社にも個人にも大きなロスになる
  • 小悪魔の上司は罰せられることなく生き続ける
転職はロスが多いのも事実です。会社もせっかく育ってきた人材を失うことになります。

両者とも長年積み上げてきたものをあっさりなくすことになります。できれば現職の維持がお互いにとって望ましいとろこです。

ただそこまで考えられない上司がいるのも事実です。自分の立場や利害しか考えない短期思考の上司です。

視野の狭い人間です。年次が上なだけで無気力な上司というケースも日本企業にはよくあります。

上司の関心が業績以外のところに向いてしまっている場合は災難です。個人的な保身やブライべーなことに関心が向いているケースです。

どんなにあなたが仕事で頑張っても報われることはないです。当然優秀な上司ではありません。まさに「残念な上司」です。

日本の企業ではそんな上司が生き続けます。出世までしたりします。本当にひどい上司が評価されているのを見たことがあります。上司の上司もやっぱり残念な上司でした。

負の連鎖が会社内で起きている企業です。時間が経てば衰退する企業です。

(2)上司は選べない

  • 残念な上司はアンラッキーな「もらい事故」
  • 会社は選べても親と上司は選べない
  • 自分の人生、自分で身の防衛をはかる
親はともかく上司の場合はアンラッキーとしかいいようがありません。せっかく会社に入社できたのに...

本当に残念なことです。口惜しいことです。

残念な上司に当たるのは「もらい事故」のようなものです。あなたに落ち度はありません。上司対策に悩むのは時間の無駄です。

八方ふさがりの状況に陥ってしまったら身の防衛をはかりましょう。割り切って前向きに解決策を模索しましょう。自分の人生ですから。

ブラック企業からの脱出(転職)は「政治動乱」からの脱出に似ています。「無秩序な政治動乱からは逃げるのが得策」と思うはずです(活動家でなければ)。

努力する価値のないことに人生を浪費する必要はありません。バンジージャンプやスカイダイビングと同じです。

やらなくても良い努力です(趣味は別です)。価値ある創造に自分の人生を振り向けましょう。

解決策:転職のすすめ

  • 原因はブラック企業なのかブラック上司なのか
  • 解決策は「移動」か「転職」のどちらか
まずはブラックな企業なのかブラックな上司なのかの見極めが重要です。会社全体の問題ならばブラック企業対策です。

解決策は転職になります。自分もブラックな存在になってしまいます。

転職は築き上げた経験や人脈が無駄になります。立派な財産ですから転職は正直もったいないです。移動が無理なら転職が解決策になってしまいます。

上司と相性が合わない場合はまずはお互いに誤解がないか再考してみましょう。コミュニケーションを取ってみましょう。

周りの人が双方に悪口を言いもませるケースはよくあります。上司の誤解やこちら側の誤解のケースです。

どうしても性格が合わない場合は部署移動を試みてみましょう。それでも駄目ならやはり転職コースになってしまいます。

まとめると下記のようになります:
  1. ブラック企業の場合→「転職」(自分もブラックな存在にならないために)
  2. ブラック上司の場合→「部署移動」(→無理なら「転職」)
  3. 上司と相性が合わない→コミュニケーション→「部署移動」(→無理なら「転職」)
自分の判断だけでなく周りの人の察しも参考になります。利害関係のない人から「ひどいね」「気の毒だね」と頻繁に囁かれるような場合です。

誰かに搾取させられていませんか?無駄な争いに人生を浪費していませんか?自分で「場」をコントロールして終止符を打ちましょう。

間違ってもブラック企業やブラック上司を更生させようなどという正義感は禁物です。時間の無駄です、それは政治家や役人(労働局)の仕事です。

あと離職の際は最低限の社会人マナーは必要です。「立つ鳥跡を濁さず」です。



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「転職活動の思い出」

追記:35歳以降の転職はきついかも

35歳を過ぎると転職は本当にきつくなります。若い頃の年収やポジションがアップする薔薇色の転職とは違ってきます。

そもそも求人がめっきり少なくなります。マネージャー職になるほどポストは少なくなります。

職がすでにない場合は一兵卒に成り下がっての転職も現実的になります。家族がいれば生活費を稼がないといけないので大変です。

転職活動は命がけです。誰も他人は守ってくれません。自分の人生は自分で守るほかありません。

定年後の再雇用は一部の恵まれた人を除き皆一兵卒になります。第2の人生はお金や地位ではなく「人に喜ばれる」を基準にすると良いと思います。

違う仕事の楽しさが待っています。生き甲斐は「人に必要とされる」ことから生まれます。

人生100年時代の先取りした生き方です。身体が動くまで働く生き方の基準になります。

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