コロナ禍:感染防止と経済の両立


ワクチン接種状況

(1)全国

[日本国内の接種人数]-10/15(更新終了)
    
[1回目]
-9460万人
-全人口に占める割合:74.7%💉

[2回目]
-8366万人
-全人口に占める割合:66.1%💉

[全国65歳以上の高齢者接種割合]
-1回目:91.1%
-2回目:90.0%
  • 高齢者はゴール8割に到達
  • 現役世代:9月末6割、11月に8割
ワクチン接種が進み死亡者も減少傾向

ワクチンの有効性について
  • 発症予防効果は約95%
  • 感染予防効果は不明→ワクチン接種後もマスク等の感染防止策は必要
  • ワクチン接種後の無症状者がコロナを広める可能性も
※高齢者のワクチン接種が進み感染者が増えても死者数の大幅な増加はなし
※戦略転換(行動制限緩和)の時期

関連記事:
「新型コロナ:ワクチン接種の感想」

(2)海外比較

10/15(更新終了)
[1回目]
-韓国:78.44%
-中国:76.22%
-フランス:75.11%
-日本:75.05%🎌
-英国:72.27%
-ドイツ:68.16%
-米国:64.80%

-インド:49.67%
-インドネシア:37.74%

[2回目]
-中国:72.56%
-フランス:66.98%
-日本:66.37%🎌
-英国:66.37%
-ドイツ:65.05%
-韓国:62.54%
-米国:55.98%

-インドネシア:21.86%
-インド:19.82%

新型コロナの影響

(1)死亡率/都道府県

10月8日(金)現在(更新終了)
  1. 北海道 2.433% 1,469 /60,380⛄
  2. 兵庫 1.784% 1,389 /77,880
  3. 大阪 1.495% 3,003 /200,926🏯
  4. 愛知 1.079% 1,144 /106,056
  5. 全国平均 1.048% 17,907 /1,709,329🗾
  6. 千葉 1.005% 1,005 /99,954
  7. 埼玉 0.880% 1,014 /115,173
  8. 福岡 0.830% 615 /74,130
  9. 東京 0.800% 3,012 /376,634🗼
  10. 京都 0.799% 285 /35,679
  11. 神奈川 0.764% 1,285 /168,253
  12. 沖縄 0.674% 336 /49,850🏖
  • 累計感染者数上位県(+全国平均)で死亡率(死亡者数/感染者数)を比較、各県の医療(質量)に大差がないとすれば死亡率の高さは医療崩壊の度合い
  • ワクチン接種が進み死亡率は低下🚩
  • 沖縄が東京より低いのは死亡者のカウントに問題ある懸念
関連記事:
「新型コロナ感染動向(北海道)」
「新型コロナ感染動向(大阪)」
「新型コロナ感染動向(沖縄)」

(2)コロナの後遺症

  • せき,たん,だるさ,呼吸苦,嗅覚障害,味覚障害の症状が発症
  • 2か月で48%、4か月後も27%(国立国際医療研究センター調査)
  • 後遺症の症状(複数回答):「けん怠感」95%,「気分の落ち込み」86%,「思考力の低下」83%,「息苦しさ」75%,「脱毛」50%,「味覚障害(味を感じない)」30%、全体のおよそ3分の1が「1週間のうち半分以上自宅で休む」(NHK調査)
  • 治療法は手探り状態、医師側にすら後遺症が十分に知られていない

ワクチンはゲームチェンジャー

[3社のワクチン]
  1. ファイザー(米国)(ドイツのバイオ企業ビオンテックとワクチン開発):mRNAワクチン(2回接種)
  2. モデルナ(米国):mRNAワクチン(2回接種)
  3. アストラゼネカ(英国)(オックスフォード大学とワクチン開発):従来型のウイルスベクターワクチン(2回接種)
※ワクチン製造に成功した国は米英独とロシア・中国、フランスの至宝パスツール研究所は開発を断念

※フランスのSanofiは2021年末にコロナワクチンを1年遅れでようやく製品化見込み、G7では日本・カナダ・イタリアが自国ワクチン製品化に未達

[第4のワクチン:ジョンソン・エンド・ジョンソン]
  • 米国FDAはジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンを緊急使用許可
  • ワクチンは1回接種型
  • ニューヨークの駅で旅行者向けに無料接種を実施中
※米国モデルナ社とファイザー社は子どものワクチン治験を開始
  • デルタ株では子どもにも感染拡大
  • 12歳未満のワクチン接種(ファイザー製)を認可予定(10月中旬)🚩
※アメリカはコロナで60万人が死亡。ワクチン接種は社会的責任(Social responsibility)になっている(医師のワクチン拒否は裁判所で否決)

[ワクチン接種の遅れ=経済損失]
  1. 経済自粛→コロナ不況業種(旅行と飲食業)と経済停滞で国力低下
  2. コロナ対応は戦争以外で国力の明暗を分けた稀有な事例となった


関連記事:
「コロナ禍:悩みとストレス解消法」
「新型コロナ:変異ウイルスの国内感染状況」

付記:

(1)接種予約のナビダイヤル(0570)は有料

多くの自治体では新型コロナワクチン接種の電話予約が開始されました。一部の自治体は「ナビダイヤル(0570)」が利用されています。

スマホの通話定額サービスではナビダイヤルは無料対象外です。待ち時間が長くなると電話料金が高額になるので注意が必要です。

可能であればネット予約がおすすめです。

(2)学校の休校(変異ウイルス拡大の場合)

コロナの感染拡大防止には人と人との接触機会を減らすしかありません。経済との両立には経済性の低い場所を閉じることです(非常事態宣言下)。

つまり幼稚園/保育園と小中高学校、専門学校と大学の休校(リモート教育)です。毎日人が定期的に大人数集まる場所は会社と学校しかありません。

感染拡大地域は学校を休校にすることで人の接触を強制的に減らすことができます。会社はリモートで事業を継続します。

コロナは世界を一変させました。判断を誤れば企業や国家をも没落させます。

新型コロナは自らを増殖させるために人類を利用します。ですからコロナは人類に対して無慈悲です

新型コロナは容赦なく弱い人間から命を奪ってゆきます。現在人類は地球上で恐ろしい生存競争にさらされています。

追記:ワクチン予約(東京)

(1)都が行う大規模接種

  1. 対象:都内在住/在勤/在学の16~39歳
  2. 会場:①都庁南展望室ワクチン接種センター、②都庁北展望室ワクチン接種センター、③乃木坂ワクチン接種会場
  3. モデルナ製ワクチン
  4. インターネット予約(8/30~)

(2)都が行う大規模接種における接種対象者の拡大(高校3年生)

  1. 対象:最終学年の生徒(17歳~:都内在住/在学)、高等学校(中等教育学校),特別支援学校高等部,専修学校高等課程等
  2. 会場:①行幸地下ワクチン接種センター(二重橋駅)、②三楽病院ワクチン接種会場(御茶ノ水駅)、③多摩総合医療センター接種会場(西国分寺駅)、④立川北ワクチン接種センター(立川駅)
  3. ファイザー製ワクチン
  4. インターネット予約(8/30~)

(3)東京都若者ワクチン接種センター

  • 対象:16~39歳(都内在住,在勤/在学)
  • 場所:渋谷区立勤労福祉会館2階
  • 8/27~10/8(月曜除く毎日)
  • オンライン抽選制/LINE(9/4接種分→9/3抽選)
  • 前日17時までに申込→19時に抽選結果→接種時間登録(予約確定)
  • 1日200人
  • ファイザー製

(4)自衛隊大規模接種センター

[予約方法(キャンセル待ち)]
  1. 任意の時にサイトからログイン(東京会場大阪会場)
  2. 空きがあれば急いで予約
[予約方法(通常)(東京会場再開9/3→終了)]
  1. サイトに予約開始の午後6時前にアクセス(東京会場大阪会場)
  2. 20~30分くらい待つ
  3. ログイン画面に変わったら「当選」→急いでログインして予約
18~39歳の枠を設け若者の接種を進める(接種期間:9/4~9/25)(→9/3終了):
  • 9月下旬までに東京・大阪の両会場で3万人分を用意(モデルナ製)
  • センター設置期限は11月まで延長

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