GビズID:行政サービスのログインをラクに?
GビズIDとは
(1)行政サービスの共通認証ツール
GビズIDは1つのID・パスワードで様々な行政サービスにログインできるサービスです。IDや暗証番号の管理が容易になる「認証サービス」です。経済産業省により事業者向けに整備されました(無料)。
社会保険料のオンライン通知で利用できる便利なサービスです:
- 2023年1月10日から社会保険料「決定通知書」をe-Gov(イーガブ)で受領可能→「日本年金機構:オンライン事業所年金情報サービス(事業主の方)」
- 電子データの受取にはe-Govに「GビズID(プライム)」でログインが必要🚩
(2)GビズID(プライム)の取得方法
社会保険の手続きには「gBizIDプライム」のアカウントが必要です。「gBizIDエントリー」では利用できません(利用料無料)。アカウント取得(gBizIDプライム)の流れは下記の通りです:
- GビズIDのホームページより申請書を入力作成→プリントアウト
- プリントアウトされた「申請書」と「チェックリスト」を「印鑑証明書」と共にGビスID運用センターに郵送(送付先もプリントアウトされる)
- 申請承認(審査)は2週間程度(公式発表)*
- メールのURLよりパスワード設定→手続き完了
*申請には「法人番号」とSMSの受信可能な「スマホ」が必要
関連記事:
「会社の印鑑証明書の取得(オンライン申請)」
まとめ:社会保険料の電子データ取得に必要
GビズIDは政府サイトの「共通ログインツール」です。対象の行政サービスを頻繁に利用する人にとっては「GビズID」は非常に便利です。電子政府の総合窓口「e-Gov(イーガブ)」も2020年11月にリニューアルしました。使い勝手が非常に良くなりました。
社長の「マイナンバーカード」があれば電子申請も完結できます。e-Govはメールアドレスからアカウント作成ができGビズIDは不要でした。
2023年1月から社会保険料の「決定通知書」がe-Gov(イーガブ)で受取可能となりました。さらに2024年1月より「保険料納入告知額・領収済額通知書」も受取可能になりました。e-Govのログインに「GビズID(プライム)」が必須であり一気に必要性が増しました。🚩
印鑑証明書があれば「GビズID(プライム)」はすぐに作成できます。印鑑証明書もネット請求・郵送が可能です(410円)。
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