スマホ不使用の高齢者がマイナポイントをもらう方法


マイナポイント第2弾

(1)2023年に申請期限が終了

マイナポイント第2弾(2万円相当)のマイナンバーカード申請対象期限は2月末まで。

マイナンバーカードを申請する良い機会でした:
  1. マイナンバーカードの取得(第1弾申込者は除く)→最大5000円相当のポイント
  2. 公金受取口座の登録(登録手続開始)→7500円相当のポイント
  3. 健康保険証としての利用申込(既に利用申込みも含む)→7500円相当のポイント
※カード申請対象→2023年2月末(3/1)まで延長
※2はネット銀行も可(メールアドレスと電話番号も登録)、口座変更も可

※ポイント申請期限は2023年9月末まで延長→総務省「マイナンバーカードの申請期限が延長になります

(2)スマホなしでもマイナポイント申請は可能

マイナポイント申請はマイナポータルにログインしてチェックを入れるだけです。

第1弾と登録した決済サービスを変更することも可能です(登録後の変更は不可)→マイナポイントをもらうならPayPayがおすすめ!

問題はスマホを持っていない高齢者の人たちです。田舎の両親などが当てはまるのではないでしょうか。

結論を先に言えばスマホがなくてもマイナポイントはもらえます。マイナンバーカードを作れば郵便局やコンビニなどで電子マネーの登録ができます。

マイナポイントの手続きは市町村の役場窓口でも対応してくれるところが増えました。「マイナンバーカード」と「電子マネー」があれば役場で手続きを教えてもらえます。

nanaco(セブンイレブン)は店舗で電子マネーの申込ができておすすめです。ネット登録も不要な電子マネーです。

地方の大手スーパーの電子マネーも登録できるものがあります。

マイナポイントの申し込み

(1)決済サービスの選択:nanaco(セブンイレブン)推奨

登録可能な決済サービスはマイナポイント公式サイトに一覧があります:「対象となるキャッシュレス決済サービス一覧

スマホを持っていなくても電子マネーを持っていれば問題なしです。私の母親は地方スーパーの電子マネー(登録対象)を持っていたので問題なしでした。

問題はスマホも電子マネーも持たない私の父親のような場合です。

即日発行の地元スーパーの電子マネーでも良いのですが男性は使う機会がないでしょう。

このような場合はnanaco(セブンイレブン)がおすすめです🚩:
  • 店舗でカード発行(手数料300円)からチャージ・ポイント取得まで可能(→nanaco)
  • nanacoなら大手ドラッグストアでも利用可能
地方電鉄の交通系電子マネー(記名式)はポイント取得にネット登録が必要なのが難点です。駅のATMでポイント取得が可能なら問題ないですが。

カード申し込みは駅窓口です(自販機は無記名式カードとなり不可)。

交通系電子マネーはドラッグストアなどでも利用できます。チャージも駅やコンビニで可能です。

両者ともクレジットカード機能がないので安心です(現金入金のシンプルな電子マネー)。

(2)マイナポイントの申し込み

マイナポイントの手続きは市町村の役場でも対応してくれるところが増えました。役場窓口なら高齢者だけでもやさしく手続きを教えてもらえます。

下記は役所の対応が不可の場合です。

手続きは申込サイトからできます。注意事項は一度電子マネーを登録すると原則変更ができません。

第1弾と登録した決済サービスを変更することは可能です(登録後の変更は不可)。

スマホはマイナンバーカード読み取り機種が必要です:マイナンバーカード読取対応のスマートフォンの一覧

パソコン利用の場合はカードリーダーが必要です。カードリーダーは3千円程度です。

帰省中でパソコンも対応スマホもない場合はマイナポイント手続スポットが利用できます。全国のコンビニや郵便局などでマイナポイントの手続きができます。

マイナポイント予約・申込方法(手続スポット)に沿って入力すれば問題ないでしょう。

入力の最後が重要です:
  1. 「マイナポータル利用者登録の申込」と「マイナンバーカード健康保険証利用の申込」にチェックを入れる
  2. 「一括利用申込」をクリックして完了
※但し「手続きスポット」は公金受取口座の登録手続が不可です(→スマホ/PC・市町村役場)🚩

関連記事:
「マイナポイントの申込方法」

まとめ:高齢者のマイナポイント取得

まずはマイナンバーカードの発行が必要です。申請はネットで10分くらいです。

マイナンバーカードが手元にあれば電子マネーの登録は簡単です。電子マネーがない場合は地元で便利な電子マネーを選びましょう。

日々の買い物をしない人はコンビニ系か交通系の電子マネーが良いです(nanaco推奨)。田舎の高齢者は立地が全てです。

頼る人がいない高齢者でも自力でスマホなしで手続きは可能です。市町村役場でマイナポイントの登録を手伝ってくれる自治体が増えました。

マイナンバーカードの申請を自力でするだけです。スマホがなくても紙の書類でも申込は可能です。

関連記事:
「マイナポイント第2弾をSUICA(JR POINT)でもらう注意点」

付記:マイナンバーカード申請

まずはマイナンバーカードを申請しましょう。スマホで写真を撮ってあげて個人番号通知書のQRコードを読み込むだけです。

[申請方法]
  1. スマートフォン等で顔写真を撮影し所定のフォームからオンライン申請⇒「マイナンバーカード交付申請
  2. 交付申請書の「QRコード」を読み取り申請用WEBサイトにアクセス
  3. メールアドレスを登録(申請だけに使用:自分のアドレスで良い)
両親が遠隔地の場合はGWかお盆に一度帰省するのが手っ取り早いです。

カード受け取りには付き合えないでしょう。交付申請から「交付通知書」が届くまで1か月くらいかかります。

カードは役所窓口で受け取りになります(郵送不可)。交付窓口で本人確認と暗証番号の設定が必要です。

尚、頼る人がいない高齢者の方は紙の書類でもマイナンバーカードの申請はできます。

関連記事:
「マイナンバーカードの申請方法」

追記:マイナンバーカードの健康保険証利用

今後マイナンバーカードの健康保険証としての利用が一番多いでしょう。

マイナンバーカードをビニールの袋に入れたままだと読み取れません、落ち着いて袋から出し顔認証に臨みましょう。

[体験記]
  1. 顔認証に難航→暗証番号(4桁)で代用確認
  2. 「同意する」を2回タップで完了
※高額療養費制度は適用せず(間違えないように)🚩

健康保険証のようにマイナンバーカードを病院に預ける必要がないので安心です。

病院の方もマイナンバーカードで個人情報(名前や住所)が入力不要になり助かります。


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