WPS Office(KINGSOFT):エクセル・パワポ・ワードの代わりになる?


メリット

(1)圧倒的なコストパフォーマンス

KINGSOFT WPS OfficeはMicrosoft Ofiiceの互換ソフトです。

スタンダード版の構成は下記の通りです:
  1. Writer(文章作成)⇔ワード
  2. Spreadsheets(表計算)⇔エクセル
  3. Presentation(スライド資料)⇔パワーポイント
フルスペックでも値段は4千円程度でとにかくお値打ちです(DVD-ROM版の方がダウンロード版より若干安いです)。

(2)30日間無料体験版あり

値段がいくら安いといってもMicrosoft Ofiiceとの互換性は誰しも気になるところです。ソフトの使い方は人によって異なります。

互換性の検証は無料版で自分で体験するのが一番早く確実です⇒「キングソフト WPS Office 2 | 体験版 | ダウンロード版

多少癖はありますが余程の神経質な人でなければ問題ないでしょう。

WPSはスライド作成(パワーポイント)なしだと更に安いですがあった方が良いです。作成しなくてもパワーポイントの閲覧に必要です。

デメリット

(1)バグが少々

スプレッドシート(表計算)は大容量の利用だとバグが発生することがあります。大量の数字を入力する人にはストレスがたまるかもしれません。

  1. ファイルが重くなると落ちたり固まる
  2. セル挿入のコメントが消える
作業中は比較的自動保存されているので致命傷にはなりませんがストレスはたまります。大容量ファイルを使用する人は注意が必要です。

セル挿入コメントが保存したのに消えるのは大問題です。ファイルが重いと起きる現象のようです。

ファイルを開くのも少し時間がかかります。普通の使い方なら問題ないと思います。

関連記事:
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「パソコンが遅い場合:HDD→SSD交換方法(HP:500-210JP)/DIY」

まとめ:お値段以上の満足感

金銭的に余裕のある人や神経質な人はMicrosoft Officeを買った方が良いでしょう。それも1年更新版(毎年1万円程度)だといつでも最新の状態です。

心配やストレスがたまりません。すぐに批判的コメントをしてしまう人はWPS/KINFSOFTは向いていません。

お金のない学生や中小零細企業にはWPS Officeはおすすめです。ライトユーザーなら過不足なしです。

特殊で複雑な機能でも使わない限りお値段以上の満足感が得られます。追加機能やバグ修正も無料で自動更新されます。数千円で5年以上使えれば文句ないでしょう。

尚、クロームブックPC版のアプリ(無料)もあります(→Google Play)。


追記:

(1)Googleスプレッドシートとの比較

  • 優っている点:アクセスが容易(ネット接続/ログインの必要なし)
  • 劣っている点:少額だがコストがかかる(無料ではない)、バグが少々(大容量利用には不適)
関連記事:
「GOOGLEスプレッドシートなど:エクセル・パワポ・ワードの代わりになる?」

(2)トラブルシューティングでパソコンに適応

WPS Officeとパソコンの相性が悪く固まる場合があります。

Windows10と相性が良くない場合はトラブルシューティングで解決しましょう:
  1. スタート(右クリック)→設定→トラブルシューティング
  2. →プログラム互換性のトラブルシューティング(下の方)→トラブルシューティングツールの実行
  3. →WPS(Spread Sheets/Writing/Presentationなど)を選択→次へ
  4. →「推奨設定を使用する」(→プログラムのテスト)→次へ
  5. →「はい、このプログラムのこの設定を保存します」

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