プラゴミ問題と環境にやさしいリユース(メルカリなどフリマ)


リユース促進

(1)メルカリなどフリマは環境にやさしい

メルカリは個人が出品する新品や中古品を扱うフリーマーケットです。送料込みで300円から商品を出品(購入)できます。

メルカリは中古の服や化粧品も売ることができます。お財布にも環境にもやさしいのでおすすめです。

EUはゴミが大量に発生するファストファッションを規制する動きです。

フリマは使いかけの香水も売ることができます。どこの家庭にも眠っている化粧品や香水が誰かの役に立つのです。

[フリマ(フリーマーケット)の長所]
  • 身の回りの整理が進む
  • お金が入るので整理のモチベーションも上がる
  • リユースは環境にやさしい(梱包材もリユースを利用できる)🚩
  • 購入者にも喜ばれる(社会とのつながり)
メルカリは匿名配送もできます。送る側も買う側も住所をさらす必要がないので安心です。

フリマはメルカリの他にもPayPayフリマ・ヤフオク・ラクマなどがあります。リユース文化の浸透は資源消費の抑制とゴミ削減に多大な貢献をします。

メルカリは匿名配送もできます。送る側も買う側も住所をさらす必要もありません。

出品手数料も無料です。売却代金から手数料(5~10%)と送料が引かれる仕組みです。

尚、開設時に下記紹介コードを入力すると各300~500ポイントがもらえます:
  • メルカリ:「MBCADU」
  • PayPayフリマ:「LWACT5」
  • ラクマ:「32Y0O(下2桁はゼロ・オー)」
フリマ新規開設の「友達招待ブログラム」です。デメリットはありません(招待者もポイントがもらえます)。

是非ご活用下さい。

関連記事:
「メルカリやPAYPAYフリマ・ラクマのすすめ」

(2)自治体もフリマ活用を

粗大ごみのリユースは各自治体でも行っています。ただ特設会場など一般の人には縁遠い存在です。

自治体も積極的にフリマを活用すると良いです。メルカリではShops(ショップス)も開設できます。

住民にもフリマ活用を推奨するとごみが減ります。フリマを始めると梱包材の再利用をするようになります。

ごみに出す前に出品を考えるようになります。少額でも売れるとうれしいので続きます。

フリマ活用は地球にも懐にもやさしいのでサステナブルな政策です。

関連記事:
「東京都の廃棄物埋立処分場にメガソーラー発電を設置~都営地下鉄やEVバスの電力源に」

プラゴミ問題

海洋のプラゴミの主要な原因はポイ捨てされたポリ袋(レジ袋)やペットボトルなどです。誰が捨てたかより「もう捨てない」「回収」が重要。

(1)水に溶けるレジ袋

最近マイクロプラスチックが世界的な環境問題なっています。世界でもレジ袋の有料化や禁止の国が増えています。

日本企業は「水に溶けるレジ袋」の開発を進めています。「耐水性の再生紙パック」も同様に開発が進んでいます。

日本企業は商品化に是非チャレンジして頂きたいです。レジ袋からコンビニおにぎりのカバーまで使えるものです。

安価で大量生産ができれば世界の海や川が救われます。

多くの人が川にゴミを捨てるわけではないでしょう。レジ袋が飛んで落ちてしまうのだと思います。

水に溶けるレジ袋が川に溶けて養分になればさらに素晴らしいです。商品開発の夢は拡がります。

三菱ケミカルは生分解プラスチックの実用化に向けて奮闘しています。脱炭素を化学の力(ビジネス)で解決してほしいです。

日本的な解決方法です。素材ベンチャー企業にも頑張ってほしいです。

今後も動向をウォッチしていきたいと思います。

(2)ビニール傘から廃材の布傘

コンビニなどで売られている使い捨てのビニール傘も便利ですが環境には良くないです。基本は燃えないゴミになります。

廃材の布とリサイクル可能な骨組みで商品化してほしいです。コンビニや大手スーパーが販売すれば企業の環境ブランドは著しく向上します。

(3)ペットボトル

ペットボトルの使用を止めるのが一番簡単なゴミ削減です(特に小量)。水筒や職場でドリンク提供があればかなり削減できます。

在宅ワークが多くなったので自宅対策も進めやすいです。粉から飲むドリンクの充実が課題です。

コンビニ各社のレジ袋削減

G20エネルギー・環境相会合で日本はプラスチック製レジ袋の有料化を宣言しました。2020年から義務化が始まりました。

小売り各社は対策を迫られレジ袋の有料化(1枚3円)を始めました(2020年7月~)。コンビニ各社のレジ袋辞退率は7割超です(有料化前の辞退率は約25%)。

レジ袋有料化の破壊力は絶大でした。長年実現できなかったレジ袋削減が一気に進みました。

日本はレジ袋全廃が進む世界の潮流にやっと追いついてきました。株式市場でもSDGs(持続可能な開発目標)が世界的に重要になってきています。

東京株式市場は今では過半が外国人投資家です。あっと驚くような意欲的な目標を掲げて日本企業の評価を上げてほしいです。

関連記事:
「みんな電力(新電力)レビュー」

プラスチック資源循環戦略(環境省)

  1. 2030年までにワンウェイプラスチックを累積25%排出抑制
  2. 2025年までにリユース・リサイクル可能なデザインに
  3. 2030年までに容器包装の6割をリユース・リサイクル
  4. 2035年までに使用済プラスチックを100%リユース・リサイクル等により有効利用
  5. 2030年までに再生利用を倍増
  6. 2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入
背景には
  • 海洋プラスチックなどによる環境汚染が世界的課題
  • 日本は世界で2番目の1人当たりの容器包装廃棄量
  • 廃プラスチックの有効利用率の低さ
  • アジア各国での廃プラスチックの輸入規制
プラスチックごみの国内での適正処理が喫緊の課題です。ごみの発展途上国への輸出は無責任過ぎます。

「公害の輸出」に他なりません。先進国のやることではありません。

豊かな先進国は環境保全に対する道義的責任があります。資金を環境保全のために投資する必要があります。

途上国にも投資して恩恵を拡げることが必要です。

日本では「ごみの分別」が進んでいるのでプラゴミ問題は関係ないという議論を聞きます。海外の問題だと。

休日に近くの海や川に行けば日本の問題でもあることがよくわかります。この分野で率先して国際貢献ができれば日本は海外から尊敬される国になるでしょう。



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