スマホ機種変更の注意点
スマホ機種変更
スマホの機種変更はデータ引継ぎが問題になります。大まかな流れは下記の通りです:
- グーグルで大半のデータは引継ぎ可能
- グーグルで引継げないアプリは個別対応
- 場合によってはスマホメーカー提供の引継ぎアプリを試す
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グーグルで引継げるもの
クラウド保存(同期)とバックアップで新機種でもデータが引き出せます:- 写真・動画・音楽
- 連絡先
- カレンダー
アプリは一括再ダウンロードになります。
使用していたアプリからダウンロードを促されます。
Googleアカウントのデータバックアップ:
- 設定→システム→バックアップ
- バックアップサービスを「オン」
容量が大きい場合は有料のGoogle Oneが利用できます:
- ~15GB:無料
- ~100GB:月250円
- ~200GB:月380円
個別対応が必要なもの
下記アプリは事前にメールや電話番号の登録・暗証番号の確認とデータバックアップなどが必要です。(1)マイナンバーカード
機種変更後の新スマホで機種変更の手続きを行います→「スマートフォンの機種変更時の手続」新スマホの登録で旧スマホが解除になるようです。ただ切替後に旧スマホのネット接続が必要です→「Q:機種変更を行う際の手続方法」
※マイナンバーカードを使用していた旧スマホの事前解除は不要のようです→「スマホ用電子証明書の利用停止を行う(失効)」
尚、登録したスマホが故障した場合は「マイナンバー総合フリーダイヤル」の電話対応です。パソコンとマイナンバーカードで対応できるとさらに便利です。
(2)おサイフケータイ
おサイフケータイの残高(データ)はスマホに保存されています。各社バックアップ先にデータ保存(退避)と再設定が必要です→「モバイルSuica:端末の変更」🚩修理に出す場合も同様です。スマホがあればタッチで簡単に使えてしまうからです。
尚、データ引継ぎを忘れた場合は新スマホで「利用停止(再発行登録)の手続き」を行います。故障でスマホが起動しない場合も同様です。スイカ残高は翌日から利用できるようになります。
(3)銀行(生体認証)
銀行アプリの生体認証は一旦解除が必要の場合が多いです。生体認証を利用している銀行アプリはログインできなくなる可能性があります。事前に生体認証の解除を促している銀行が多いです(住信SBIネット銀行やJAバンクなど)。🚩
(4)LINE
LINEは事前に引継ぎ準備(登録メールアドレス・電話番号・暗証番号の確認)が必要です。自動アップデートとデータバックアップの設定も必要です:
- トーク履歴を保存(バックアップ)する方法(Android)
- トーク履歴を自動で保存(バックアップ)する方法(Android)
過去のトーク履歴消失が引継ぎの失敗で多いケースです。無事ログインできれば友達等は残っています。
(5)その他
PayPayなどヤフー系はバックアップ不要です。再設定が必要なので連絡先登録(電話番号やメールアドレス)と暗証番号の確認は重要です。Amazonの2段階認証のアプリは引き継ぎが必要です。旧スマホでQRコード表示し新スマホで読み取れば完了です(ネット接続不用)。
まとめ:グーグル保存で最低限のデータ引継ぎが可能
グーグル利用で最低限の情報は引継ぐことができます。注意が必要なのは実損が出るおサイフケータイでしょう。マイナンバーカードも利用者は対応が必要です。生体認証不可で銀行アプリにログインできないのも復旧が非常に面倒です。生体認証はスマホに依存します。
三井住友銀行やカードなどは最初からもう一度手続きが必要です。旧スマホで生体認証を解除する必要はないです。
ヤフー系やメルカリもこの方式です。認証に電話番号かメールアドレスが必要なので事前に登録を確認しておきましょう。
細かなところではドラッグストアで事前にポイント引継ぎが必要な場合があります。スギ薬局などです。
せっかく新しいスマホになってもポイントロスはがっかりです。
各人使用のアプリは様々です。各人で事前に機種変更の手続きを調べる必要があるでしょう。
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