Amazonマスターカード:新たなサービスに移行
新たなサービスに移行(2021年11月1日)
Amazon Mastercardクラシックとゴールドは終了します(新規申し込みはすでに停止)。2021年11月1日より新たなAmazon Mastercardのサービスに移行します。新サービス移行後も手持ちのカードは利用できるがサービスの一部に変更があります:
- 一番大きな変更はゴールドカードがなくなることです
- 新カードは2つ:①Amazon Mastercard、②Amazon Prime Mastercard(スタンダードカードでプライム会員)
- 概ね条件改善になります
(1)カードサービス新旧比較
①年会費②ポイント還元率
③電子マネー
(2)新カードサービスへ変更
Amazon Mastercardクラシック及びゴールドのサービスは終了します。Amazonプライム会員の登録状況に応じてカードが自動的に決まります:
- カード番号と有効期限は変更なし(手続き不要)🚩
- カード期限が来たら新デザインになる(途中変更は有料)
- プライム会員の変更(申込/解約)の都度カード条件は自動的に反映
メリット
(1)高いポイント還元率
Amazonマスターカードはポイントが魅力です。Amazonでのショッピングでは1.5%のポイントがたまります。1.5%の還元率は一般カードではとても魅力的です。Amazon以外の場所でも1.0%の還元率で悪くないです。
ポイントも利用しやすいので期限切れにはなりにくいです。Amazonをよく利用する人にはとても魅力的なカードです。年会費も永年無料です。
(2)ブランド:高い信頼性
カードブランドのAmazonはネットビジネスの雄です。運営会社の三井住友カードも信頼できる大手銀行系カードです。電話での対応もトップクラスです。知りうる限り同レベル以上なのはアメリカンエキスプレスくらいでしょう。
銀行系のカードなので発行の審査は少し厳しいかもしれません。何事においても保守的ですが信頼はできます。
デメリット
(1)Amazonでボーナス一括払いが不可
普通の店でボーナス一括払いは手数料無料で利用できます:- 夏:12月から6月のご利用金額を8月の支払い日に支払い
- 冬:7月から11月のご利用金額を翌年1月の支払い日に支払い
申し込みの注意点:リボ払い
ネットでは多くの失敗談を見聞きします。カード申し込みには下記の注意点を確認して失敗しないようにしましょう。(1)マイ・ペイすリボ
カード申し込みの失敗はほとんどが「マイ・ペイすリボ」です。リボ払いは高額な手数料(実質年率15%)がかかります。カード会社としては申し込んでほしい項目ですので誘導してきます。Amazonカードは三井住友カードが運営しています。
間違えやすいリボの名称は「マイ・ペイすリボ」です:
もちろんマイ・ペイすリボには毎月の支払額を少なくできるメリットはあります。手数料に見合っていると考える人は申し込んでください。
毎月返済額はデフォルトで5千円に設定されています。長期間高額の手数料を払うことになります。
毎月返済額はネットで変更できますので現実的な金額に設定し直しましょう。カード利用限度額に設定すると実質「リボ払い」が「一括払い」になります。
- マイ・ペイすリボ=すべてリボ払い(実質年率15%)
もちろんマイ・ペイすリボには毎月の支払額を少なくできるメリットはあります。手数料に見合っていると考える人は申し込んでください。
(1)ショッピングのリボ
マイ・ペイすリボを「否」にしても普通のリボ払いは自動で付帯されています。申し込んだつもりはないという人が多いのはこのためです(否は選べません)。毎月返済額はデフォルトで5千円に設定されています。長期間高額の手数料を払うことになります。
毎月返済額はネットで変更できますので現実的な金額に設定し直しましょう。カード利用限度額に設定すると実質「リボ払い」が「一括払い」になります。
(3)キャッシングのリボ
キャッシングの返済も自動でリボ払いになっています:- キャッシング=高額な手数料(実質年率18%)
- 必要ない場合は申し込み時に「後で考える」を選ぶ(後でネット申込も可)
- キャッシングリボの毎月返済額はデフォルトで5千円に設定されている
- 返済額変更にはオペレーターに電話が必要(無料通話)(ネットや自動音声は不可)
- キャッシングのリボ返済額の限度額の上限は5万5千円(キャッシングではカード限度額まで毎月返済額を増額することができない)
- 一括返済するためにもオペレーターに電話しなければならない(無料通話)。すごく面倒なのでキャッシングを利用しないなら申し込まない方が良い
利用する場合は最低限の設定(30万円)が無難です(開始後取消も可能/電話申込):
「マイ・ペイすリボ」はフレンドリーなロゴですが金利はフレンドリーではありません。キャッシングの手数料も高額です。
どの会社のカードもリボ払いやキャッシングの手数料は高いです。何もAmazonや運営の三井住友カードが悪徳業者な訳ではありません。
商売ですからどのカード会社も手数料の高いリボ払いやキャッシングに誘導してきます。
三井住友カードはリボに少しトラップが多いカードだなとは思います。電話でしかリボの変更ができないのも意図的なのでしょう。
申し込みさえ気をつければ便利なカードです。Amazonでありがたくポイントをいただきましょう。
※セキュリティの観点から支払いの都度Amazonアカウントのカード情報を「削除する」ことをおすすめします(他のネットショッピングも同様)。少し面倒ですが安心感は高まります👷
「ビックカメラSuicaカード:国際ブランド変更方法(JCB↔VISA)」
「デビットカード:クレカ不可の救世主」
- 海外のキャッシングはデフォルトで「一括返済」
- 金利は同じく実質年率18%
まとめ:リボ払いの失敗が多い
申し込みではリボ払い失敗談が多いようです。「マイ・ペイすリボ」はフレンドリーなロゴですが金利はフレンドリーではありません。キャッシングの手数料も高額です。
どの会社のカードもリボ払いやキャッシングの手数料は高いです。何もAmazonや運営の三井住友カードが悪徳業者な訳ではありません。
商売ですからどのカード会社も手数料の高いリボ払いやキャッシングに誘導してきます。
三井住友カードはリボに少しトラップが多いカードだなとは思います。電話でしかリボの変更ができないのも意図的なのでしょう。
申し込みさえ気をつければ便利なカードです。Amazonでありがたくポイントをいただきましょう。
※セキュリティの観点から支払いの都度Amazonアカウントのカード情報を「削除する」ことをおすすめします(他のネットショッピングも同様)。少し面倒ですが安心感は高まります👷
付記:推奨申込条件
- マイ・ペイすリボ→「申し込まない」
- キャッシング→「申し込まない」
- リボ払い→カード発行後毎月返済額を「限度額」にネットで変更/(→翌月一括返済になる)
「ビックカメラSuicaカード:国際ブランド変更方法(JCB↔VISA)」
「デビットカード:クレカ不可の救世主」