法人の銀行口座開設
追記:三井住友銀行Web21ライト
三井住友銀行の「Web21」は事業者向けネットバンクです→「利用開始までの流れ」手数料無料は「ライトタイプ」です。SMBCには手数料のかかるタイプもありますので気をつけて下さい。
スマホに専用アプリ「SMBC Start App」をダウンロードし手続きをします。アプリ申し込みは失敗が多いようです。
郵送でも申し込めます:
- メール登録→返信メール
- 返信メールのリンクから申し込み入力
- プリントアウト→郵送
SMBCお申込ガイド「郵送でお申込」から手続き開始ができます:
- ValueDoor→「利用していないため申し込む」(右側)
- 「Web21<ライト>タイプ」(左側)🚩
- 「郵送でお申込」(右側)
法人の銀行口座開設
- 法人の口座開設はハードルが高い(特に起業直後の会社には非常に高い)
- 長年個人取引のある銀行とネット銀行が第一候補
- まずは「口座開設ありき」
個人の口座開設のしやすさと比べると随分ハードルが高いです。
銀行によっても口座開設の基準は異なります。ハードルの低くそうな複数の銀行にトライしてみましょう。
初めはプライドやこだわりは捨てた方がいいです。まずはどこでもいいから1つ銀行口座を作ることが目標です。
ネット銀行
- ネット銀行は手数料なども安くとても便利
- 普通銀行とネット銀行の「複数持ち」がおすすめ
銀行のシステム停止の予備にもなります。
口座振替が利用可能な金融機関については下記をご参照ください:
⇒国税庁「ダイレクト納付が利用可能な金融機関一覧」
(1)住信SBIネット銀行
- 創業したての多くの会社が口座開設を申し込み
- 手数料などコストも安くおすすめ(同銀行宛なら振込手数料0円)
- 難点は税金関係が口座経由で支払えないところ
尚、2024年4月からペイジーの取り扱いが開始されます(→住信SBIネット銀行:Pay-easy(ペイジー)の取り扱い開始時期について)。
朗報です。税金関係も口座経由で支払いできるようになります。住信SBIの法人口座だけでも不便がなくなります。
法人の場合は源泉所得税や社会保険料などを毎月支払いがあるので助かります。
住信SBIネット銀行はさらに便利でお値打ちな銀行になりました。
店舗の手続きが希望の場合はゆうちょ銀行もおすすめです。新興の銀行はサービスの充実と手数料の安さが魅力的です。
旧態依然の銀行を圧倒するのもうなずけます。
ペイジーで納税可能な金融機関⇒Pay-easy「ペイジーが使える金融機関一覧」
法人の場合は源泉所得税や社会保険料などを毎月支払いがあるので助かります。
住信SBIネット銀行はさらに便利でお値打ちな銀行になりました。
(2)楽天銀行・ジャパンネット銀行・ゆうちょ銀行
- 税金などの支払いがネットで可能
- Pay-easy(ペイジー)も利用可能
- 口座開設の有力な候補
店舗の手続きが希望の場合はゆうちょ銀行もおすすめです。新興の銀行はサービスの充実と手数料の安さが魅力的です。
旧態依然の銀行を圧倒するのもうなずけます。
ペイジーで納税可能な金融機関⇒Pay-easy「ペイジーが使える金融機関一覧」
(3)ネット銀行の実力
ネット入出金照会の可能期間(=システムの優秀性)(2022年7月現在)- 三井住友銀行:30年
- みずほ銀行:10年
- 三菱UFJ銀行:2年
- ゆうちょ銀行:20年
- 住信SBIネット銀行:7年
- PayPay銀行:5年
- 楽天銀行:2年
起業後の銀行融資
銀行にとって信頼とは「黒字決算」「期日遵守」「預金量」です。起業直後の会社が民間銀行から融資を受けようなんて考えるのは夢のまた夢です。ドラマの中の話です。
実績のない会社に現実はとても厳しいです。はじめは政府系金融機関などの公的サービスに頼りましょう。
信頼を積み上げる第一歩は利益(黒字決算)と期日順守・預金量です。頑張って小さくとも銀行に信頼される会社になりましょう。
社長や家族の取引も含めて注意しましょう。
「起業準備:開業資金と借入計画」
「銀行口座開設の思い出(法人)」
追記:住信SBIネット銀行
(1)法人用アプリ
住信SBIネット銀行の法人用アプリは便利です。スマホ1台で個人と併用できます。振込などがスマホ認証になるのでセキュリティが向上します。コストもかかりません。
(2)アプリでログインできない場合
住信SBIネット銀行のアプリでは定期的に暗証番号の変更を求められます。スマホで暗証番号を変更するとログインができなくなる場合があります。キャッシュ等を削除してもダメな場合が多いです。アプリの削除と再インストールが即効性があります。
設定等を再度しなければならないので面倒ですが緊急の場合は助かります。
尚、一定時間経てばログインできる場合もあります。