日本社会のDXの遅れ
日本社会のDXの遅れ
(1)電気・ガスのスマートメーター
電気やガスの検針は相変わらず人が訪れてやっています。スマートメーターの導入はまだ進んでいません。効率性が低いのは明らかでしょう。日本社会は人手不足の問題を抱えています。電力会社やガス会社にスマートメーター導入のインセンティブはあるはずです。導入により社会生活の効率化を進めて頂きたいです。
(2)電車の無料Wi-Fi
新幹線の無料Wi-Fiの設置はようやく2020年3月に完了しました。多くの外国人が訪れて新幹線を利用しているのにです。外国人の不満の声は届いてなかったのでしょうか。旅行移動中に無料Wi-Fiを利用できないのは本当に不便です。
ローカルの電車も無料Wi-Fiの設置を進めてほしいです。東京の地下鉄や在来線は必要でしょう。
観光を推進している地方も無料Wi-Fiの設置を進めるべきです。費用はそんなに高くありません。
(3)自動車産業の発想
電気自動車もガソリン車に固執して遅れそうです。ドイツのフォルクスワーゲンは2028年にEV生産2200万台を謳っています。日本には脱化石燃料という発想の転換が必要です。トヨタ信仰やトヨタ神話を信じている経済評論家の先生たちも同じです。
世界のルールが変わればトヨタすら生き残れる保証はありません。
自動車メーカーは事故防止の安全運転支援機能をオプションにしています。安全機能をオプションにする考え方が旧世代の発想です。
グーグルのような社会を変革する意識が低いのでしょうか?迷惑メール防止をオプションにするでしょうか?
会社を守る発想から社会を守る発想に意識改革が必要です。これはどの産業にも言えることです。
日本企業のDXの遅れ
日本社会のDXはいつの間にか世界から遅れてしまいました。中国や韓国からも後塵を拝しているのが現状です。日本企業は21世紀型の産業普及に緒戦で敗退したと言わざるを得ません。
多くの大企業はDX投資に資金がないとも思えません。コストもそんなにかかるものでもありません。
技術的にそんなに難しくもありません。なぜか日本ではIT化が進みません。
現状維持が好きな「日本病」のせいでしょうか。
再生可能エネルギーの普及も遅れてしまいました。普及の遅れは技術の遅れにもつながります。
日本企業の競争優位はすでにありません。
大企業のDXは大規模な雇用削減を伴います。旧産業の余剰雇用を吐き出す良い機会です。
長い目で見れば人手不足の日本社会に貢献できます。5GやAIで日本企業の存在感を世界に示してほしいです。
まとめ:現状維持の日本病の克服が必要
ネットワーク化した「デジタル経済」が次の主戦場です。中小企業も新技術の普及や発展に貢献できます。ネットワーク型社会は「フラットでオープンな社会」を実現します。低コストでオープンな社会を実現します。
日本企業は現状維持と慎重意見の「日本病」を克服する必要があります。減点主義の企業文化からの脱却が必要です。
一番槍を尊ぶ企業への体質改善です。
一般に年齢構成が逆三角形の企業はDXに遅れます:
一方中小企業では自前でシステムを構築するほど余裕はありません。解決策としてクラウド管理が利用されています。
[評判の良いクラウド/セキュリティ]
マイクロソフトやソニーもゲームを通してメタバースに向けて準備をしています。グーグルやアマゾンも参入するでしょう。
クラウドの次の主戦場はメタバースとAI(ChatGPT周辺)でしょう。マイクロソフトとグーグルがすでにしのぎを削っています。
- You can't teach an old dog new tricks(「老いた犬に新しい芸を教えることはできない」)
追記:
(1)データセキュリティはクラウド管理
企業のデータセキュリティはますます重要になっています。近年ハッカー攻撃などでデータ管理のリスクは高まっています。一方中小企業では自前でシステムを構築するほど余裕はありません。解決策としてクラウド管理が利用されています。
[評判の良いクラウド/セキュリティ]
- AWS(Amazon):中堅中小企業の課題をクラウドで解決!
- Azure(Microsoft):中小企業向けのAzure
- Google Workspace:仕事の進め方をシンプルに(小規模ビジネスのメリット)
(2)次の主戦場はメタバースやAI(ChatGPT周辺)
メタバースはネット世界を2次元から3次元空間に変容させます。旧フェイスブックは社名をメタに変えて経営資源を集中させています。マイクロソフトやソニーもゲームを通してメタバースに向けて準備をしています。グーグルやアマゾンも参入するでしょう。
クラウドの次の主戦場はメタバースとAI(ChatGPT周辺)でしょう。マイクロソフトとグーグルがすでにしのぎを削っています。