高齢者のスマホ代と機種買い替え問題
親のスマホ代が高くなった!
(1)通信料金が高くなる原因
ガラケーからスマホに変えてから数年、通信料金が当初より高くなったと不満、そんな高齢者は多いしょう。両親に相談を受けた人もいると思います。第一の原因は割引期間が終了したことです、1年や2年後に通常料金に戻るケースです。当初の割引値段を大きく書いて割引終了を小さく書く例のマーケティングです。気付かない人や覚えていない人がほとんどでしょう。
第二の原因はスマホに慣れて通信量(ギガ)が増えたことです。スマホを楽しんでいて結構なことです。auなど大手キャリアのシニアプランは使用量に応じて請求される従量料金が多いです、通信が増えると急に割高になります。
第三の原因はアプリやシステムのアップデートです、頻繁にバックグラウンドで行われています。結構な通信量を消費します。あまり使っていないのに高額になったという場合はたぶんこのケースでしょう。スマホの進化が原因です。
契約や通信会社を見直す良いタイミングです。
(2)シニア向きの通信会社
シニア向き通信会社を考える上で一番大切なのは店舗の窓口が必要かどうかです。現在スマホショップを頻繁に利用しているかどうかです。スマホ会社を選ぶ第一の基準です。必要なら近隣に店舗があるかが一番の条件になります。スマホにも慣れて契約や一年に一回くらいなら主要駅に店舗があれば事足りるでしょう。現役世代にも一番多いパターンです。
第二の基準はお値打ちな通信料金です、高齢者は毎月のギガは少なくて電話料金が無料(無制限)のオプションが必要な場合が多いです。
上記2つの条件に当てはまる通信会社はワイモバイル・楽天モバイル・イオンモバイル等です。ワイモバイルは大手の通信会社より少し割安料金でほぼ同じサービスです。高齢者やスマホ操作に自信のない人には一番無難な選択です。
楽天モバイルとイオンモバイルは近くに店舗があれば候補になります、いわゆる格安SIMで通信料金はかなり安くなります。ある程度までなら問題が起きても自分で調べて解決できる人におすすめです。
動画などの視聴で通信量が多い人は楽天モバイルがおすすめです、データ無制限でとても割安です。
メールやLINEくらいで通信をあまり使わない人はイオンモバイルだと料金をかなり節約できます。電話の通話オプションも10分無料(何回でも)だと少し安くなります、オプション不要ならさらに安くなります。
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機種が古くなり同時に買い替え
同時にスマホ機種を買い替える場合はワイモバイルがおすすめです、「1円機種」など大変お値打ち品が種々あります。楽天モバイルも1∼2万円くらいのポイント還元があります。イオンモバイルの場合は乗り換えでもスマホ機種はそんなに安くなりません。
スマホはアマゾンやビックカメラなど家電量販店でも現在はあまり安くなりません。中古品もちょっと選ぶのが難しいと思います。
ワイモバイル・楽天モバイル・イオンモバイルで自分に合う通信会社を選んで、同時に機種も購入するのが間違いがないでしょう。