パソコンのファン故障(CPUファン非検出)→交換できます(HP 500-210jp)/DIY


パソコンのファン故障

パソコンの立ち上げ時に「CPUファン非検出」が出た場合はファンの故障です。

「F1」(Boot)を押せばパソコンは立ち上がります。

ファンの故障はCPUが熱で制御が働きパソコンが遅くなるなど悪影響が出ます。

PC内を掃除しても直らなければファンの交換をおすすめします。

CPUファン非検出

ファンは自前で交換できます。

大まかな流れは下記の通りです:
  1. パソコンの型番からファンの種類を確認
  2. Amazonなどで購入
  3. 取り付け
そもそも自分のパソコンの型番がわからない場合はPCで確認できます:
  1. スタートボタン(右クリック)→「設定」→「システム」
  2. 「バージョン情報」(左の一番下)→デバイスの仕様の下に「型番」が出ます
さすがにメーカー名はパソコンの外見からわかるでしょう。

ファン選びのポイント

パソコンの型番からファンを特定します:
  1. ファンの大きさ(80mmなど)
  2. 種類:PWMなど
  3. コードの種類(接続の穴が3つか4つかなど)
GELID静音PWMファン80mm

ファンは古いパソコンだと選択肢はそんなにありません。私の場合(HP 500-210jp/デスクトップ)は「GELID Silent PWM 80mm」になりました。

GELID静音PWMファン80mm

同じPC型のファン交換ブログや動画はとても参考になります。Amazonのコメントも参考にしながらファンを購入すればまず大丈夫でしょう。

ファン取り付けのポイント

ファンの取り付け(CPU上部)には以前のネジを使います。

古いファンを取り外すのには小さなドライバーが必要です。100均でも売っています。

[注意点]
  • 精密ドライバーでは力が入らずネジが回せません(右側)
  • 普通の小型ドライバーを買ってください(左側)
精密ドライバー

小型ドライバー(各々3mm,4mm,5mm)の「5mm」では上部の穴に入りませんでした。「4mm」でネジに到達し締めることができました。

購入したファンには「ゴムネジ」がついていました(下記4つの黒いネジ)。これは後ろから引っ張れる場所に設置する場合に使います(外気ファンなど)。今回は使用しませんでした。

GELID静音PWMファン80mm

今回のファンメーカーGELIDは香港の会社ですが良品かつ良心的な価格で助かりました。

まとめ:コストパフォーマンス最高

ファンの交換はとっつきにくいですが思いのほか簡単です。1000円程度で売っています。

交換してPC立ち上げ時に「CPUファン非検出」が出なくなれば成功です。効果はCPUが熱から解放されてパソコンの動きがスムーズになります。

ファンの交換は安価ですのでパソコンを買い替える前にトライしてみて下さい。

他にPCが遅い原因はメモリ不足やHDDが古い場合が考えられます。こちらも数千円のDIYで新しくできます。

関連記事:
「パソコンが重い場合:メモリ増設のすすめ(HP 500-210jp)/DIY」
「パソコンが遅い場合:HDD→SSD交換方法(HP 500-210JP)/DIY」

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