Google AdSenseとAmazonアソシエイトの注意点


Amazonアソシエイト

(1)Webサイトの管理:URLの登録が必要

Amazonアソシエイトでは事前に使用するURLを漏れなく登録する必要があります。登録が無いURLで使用した場合や参加要件に抵触した場合は契約解除の対象になります 。

注意が必要なのは公開されたSNSにリンク貼り付けが限定されていることです:
  • Instagram
  • Twitter
  • YouTube
  • Twitch.tv
  • Facebook(公開グループ・ファンページは対象、個人ページは不可)
メジャーなところではLINEが認められていません(個人間のやり取りで非公開だから)。LINEのグループにおすすめの商品を送りたくなりますがアソシエイト経由では不可です。

通常のURLを貼り付けないといけません。知らないと本当に間違えそうです。

LINEはクローズドのSNSだからです。同様にメールもクローズドで不可です。

Amazonアソシエイトは各サイトが公開状態でなければなりません。非公開のSNSは認められていません。

(2)登録URLの追加/削除

登録するURLは複数登録も可能です。

途中で追加や削除も可能です:
  1. 右上の登録メールアドレスからアカウントの管理
  2. ウェブサイトとモバイルアプリの変更
  3. 追加/削除
古いブログだと追加には事前申請が必要と書いてありますが今は不要です。

(3)売上レポート無反応問題→解消済

Amazonアソシエイトのサイトで「注文レポート」や「売上レポート」が反応しない。クリックしても売上明細が見れない事象が発生していました(2023年3月上旬)。

スマホ経由でも閲覧できないことからAmazonアソシエイトの仕様の模様。キャッシュを削除しても改善せず(パソコンの問題ではなし)。

尚、「レポートをダウンロードする」からエクセル(Zipファイル)で確認可能。上部(支払い履歴の右側)にクリックする場所があります。

エクセルシートは「注文(Fee-Orders)」と「売上(Fee-Earnings)」に分かれています。内容確認に毎回ダウンロードはちょっと不便でした。

上記の問題は解消しました。以前のように無事閲覧できるようになりました(利用者は何もする必要なし)。


Google AdSense

(1)Google Paymentsに税務情報を提出(W-8BEN)

税務情報提出(W-8BEN)を提出しないと源泉徴収(30%)される可能性があります。提出するフォーム(W-8BEN)は馴染みがないですが日本語です。

ネット検索を参考にしながら提出しましょう。

[提出の有無の確認]
  1. Google AdSense:お支払い→お支払い情報
  2. 設定:設定を管理する
  3. お支払いプロファイル:アメリカ合衆国の税務情報🖊→税務情報の管理🚩
「税務情報を提出してください」とあれば指示に従ってW-8BENを入力して行きます。

[入力のポイント]
  • W8 納税申告用紙タイプの選択→W-8BEN(上)
  • 名前と住所は基本英語入力(郵便番号はハイフンなし)
  • 外国のTIN→マイナンバー(日本)を入力
  • 租税条約:「はい」「米国との租税条約の適用のある国の居住者」にチェック「国」は日本
  • 特別な料率や条件:3項目全てにチェック、条項と段落を3項目とも表示させる(1つのみ)・源泉徴収率は0%、理由も3項目にチェックを入れる🚩
  • 米国内で行っている活動とサービス:「いいえ」とチェック
  • 宣誓供述書:「過去にお支払いを受け取ったことがある既存のお支払いプロファイル~」(下)とチェック
入力の参考にして下さい(承認経験)。

尚、送信後に本人確認資料(免許証等)をGoogleから求められることがあります。Google登録の氏名や住所と何かしら齟齬があった場合です。

問題なければ3日くらいで承認されます。

(2)確定申告(雑所得):Google AdSenseの書き方

[確定申告書(e-Tax)の書き方]
  • 所得の種類:「雑所得」
  • 種目:その他「広告収入」
  • 業務に該当しますか:「はい」
Googleに関しては文字数制限で記入に工夫が必要です:
  1. 所得の生ずる場所(全角28文字以内)(ビル名等省略可):8 Marina View Singapore
  2. 報酬などの支払者の氏名・名称(全角28文字以内):Google Asia Pacific
※副業で20万円超の場合は雑所得の申告対象🚩
※雑収入だけの場合は年間所得が48万円以下の場合は申告不要(基礎控除が48万円)🚩



関連記事:
「確定申告(雑所得)の書き方:アフィリエイトなど」
「確定申告が必要なケース:アフィリエイト広告」

楽天アフィリエイト

楽天アフィリエイトは楽天グループのアフィリエイト広告です。楽天アカウントがあればすぐに開始できます。

Amazonアソシエイトと同様に利用する自分のSNSの登録が必要です。

ブログやTwitterなど公開しているSNSが大原則です:
  1. 認定SNS:Instagram、Twitter、YouTube、楽天ROOM、TikTok、Pinterest、Lemon8、Facebook
  2. メール、LINE、SNSのダイレクトメール等、特定の者にしか閲覧できないメッセージツールを用いたアフィリエイトリンクの共有・送信は禁止*🚩
*特定の人に返信(リプライ)やコメント欄に広告を掲載する行為も禁止

Tweetの返信も禁止なのはAmazonアソシエイトよりも厳格です。公序良俗に反するサイトが禁止なのは言うまでもないでしょう。


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